婚外恋愛 第一章(2 ) 顔合わせ
約束していた
ファミリーレストランの駐車場に着くと
話に聞いていた
国産の大きなSUVは、1台だけ
運転席には
丸顔、ショートカット、年相応
ココから見える範囲では
ポッチャリタイプの女性が
少し恥ずかしそうにチラチラと
コチラを伺っている
(声かけは、男からだろう)と思い
運転席横へと近づくと窓が開いた
それと、ほぼ同時に
名乗った名前は言わず
手で受話器の形を作り耳にあてながら
間をおいて
彼女は『、、、ですか?』と
アバウトな質問を投げかけて来たので
『そうかな?○○ですが、、』と
コチラも、アバウトな回答を返すと
『へぇ~、会えるモノなんだぁ〜』と言って
車を降りてきた
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