omoide-loveのブログ

記憶60〜70%、推測、創作30〜40%自叙伝

婚外恋愛 第一章(7) お風呂は一緒に❤

彼女との最初のディープキスは

長くて、長くて、長ぁーいキスだったと思う


お互いに

2回目回デートの辺りから

もう少し、距離を縮めたいなと

心の何処かで望んでいながらも


(自分が、先走ったら関係が壊れるかも)

(早る気持ちを抑えて、冷静にならないと)

(この人との心地よい関係を壊したく無い)


そのような気持ちで、抑えていたモノが

一気に弾け飛んで消えて、障害が無くなり

【もぉ~抑えきれない】と


内側から溢れ出るモノを

最後の一滴まで、お互いに相手に注ぎ込むような

長ぁ〜いキス❤だった


キスが終わると

『重いでしょ?(^_^;)』と

膝の上から下りて左隣に座ろうとする彼女を

左手で抱え込むようにして膝の上に戻し


早る気持ちを抑えられなかった私は

彼女のふくよかな胸に顔を埋めてハグをしてから

両手をトレーナーの下から潜り込ませて


背中へと回して

Tシャツの上からブラのホックを外そうとすると


彼女は

『ダメだよぉ汗かいた後だから』

『御風呂に入ってからネ❤』と

上から諭すように言った


焦った自分が

恥ずかしくなり

トレーナーから両手を抜くと


『お腹空かない?』と彼女は言った


正直

長いディープキス❤に満たされた感からか

さほど空腹感は無かったけど


『そうだね、何かオーダーしようか?』と

彼女をソファーに座らせて

テーブルの上のメニューを取る


『御風呂、見てくるよ』と

立ち上がってバスルームへ行く彼女


食べたい訳じゃ無いので

一緒にバスルームへと行った


浴槽を覗き込むと膝下で

まだ、少し足らない感じだった


『まだ、ダメだねぇ』と言う彼女に


『ウ~ン、ちょっと少ないけど2人で浸かれば大丈夫じゃない?』と答えると


『えぇ~(^_^;)一緒に入るのぉ』と彼女


『一緒に入らないと、待ってる方は侘しいんじゃない?』と言い返すと


『まぁそうだけど、、恥ずかしいじゃん見られるの』


『遅かれ早かれ見られるよ』


『まぁそうだけど、、、、』と

絶対的に【拒否】では無いようだった

婚外恋愛 第一章(6 ) どうして?ワタシなの

『そうなんだ』


彼女の話を聞いて、私は

気にするな!とフォローするか?


太ってはいないよ!

と太ってると言う事を否定するか?


どう言葉を返していいのか?と迷いがあった


どれも、しっくり来なかったので

意を決して

(正直な気持ちを伝えるしか無いな)と


『ゴメンね、20代前半のオレだったら、その1年前の人と同じような態度を取ったかもしれない』

『けど、結婚前も含めて、それなりに恋愛経験して来たから、今は、肥ってるとか痩せてるとか、、、』

『こうい関係にまでなる女性を選ぶのに、そんな事より、もっと大切な事がある!って思うよ』



『ありがとう❤でも、美人でも無いし、何でワタシだったの?』


『(笑)オレも2枚目じゃない!』


『確かに!』


『アラ?!酷ぇ〜なぁ〜』

(そして2人で笑った)


そのあと

最初に会った時に

緊張感があまり無く話せた【居心地の良さ】


一緒に居て、結構いっしょに笑える事


上目使いの顔が、とても可愛い事


(以上3点が、大きなポイントをゲットしている)

と話すと


『私も似たような所が(アナタなら❤の)理由』と

彼女も話した



もう一つの理由

久しぶりだから、、、は

(痛み)だったり(嫌な感覚)があったら

中断しよう❗と言う事で2人で納得した

そして

ジャンケンに負けた私が

風呂の湯を張りに行く事に、、


風呂場を確認すると

無香料ボディーソープは無く

袋入りの石鹸だったので

フロントに電話を入れ

(香り無しのポディソープは無いのか?)と聞くと

部屋の販売BOXに有るから購入して!との事だった


ソファーに戻ると

(抱きしめて❤)と

彼女が座ったまま両手を伸ばしたので

大きく、ゆっくり、そして少し強めに抱きしめて


『不安だったんだよね、でも勇気出してココまで来てくれたんだよね【ありがとう❤】』

耳元で小さな声で伝えてから


ソファーに座り

彼女を私の膝の上に向かい合うように座らせて


少し見つめ合ってから、短く唇を重ね

一度離して、再び見つめ合って

2度目に唇を重ねた時に

どちらからともなく

舌を絡めるディープなキス❤をした

婚外恋愛 第一章(5 ) 不安な気持ち

ドアを開け

ホテルの部屋へ入ると

彼女は覚悟を決めるように

『来ちゃったね!とうとうココまで』と

天井を見上げて、独り言のようにポツリと言った


『来ちゃったね』と

天井を見上げて、私は、彼女の言葉をなぞった


内ドアを開けた時

彼女が手を(繋いで)と差し出したので

彼女の決心を確認するように

彼女の目を見て、手を繋ぎ部屋へと入った


2人掛けのソファと

ガラスのローテーブルが見えて

その右奥にはキングサイズのベッド

部屋は黒基調で暗めの部屋だったと思う


1回目と2回目のデートには

無かった緊張感が漂っていたので


『座って落ち着こうか?』

『何か飲む?』と


ガラスのローテーブルを少しズラして

座りやすいように

ソファーとの距離を取り

(座りなよ!)と仕草で示すと


『飲み物は、御風呂の後でいいよ』

『一緒に座ろ❤』と彼女


2人掛けのソファーに並んで座ると

彼女は、コチラを見ずに

右手をグー(今ならイイネかな)の形にして

その親指の爪をみながら

話を始めた


『(この先へと進みたい私)と(進むのが怖い私)が居るの』


ポッチャリタイプで

華奢では無い彼女が

猫背で小さくなっている


不安そうなな様子と相まって、かなり小さく見えた


『どうして怖いの?』と聞くと


『1つは、本当に、長い間、旦那としてないの』

『2人目を妊娠してから、シテ無いから15年以上20年近く』


『他にも、理由があるの?』


『もう一つは、肥ってるから❗お腹出てるし』

『歳だから胸も下ってる』


『肥ってるのは問題無いよ』

『こっちだって、マッチョでも無いし、どっちかって言えば太いし』


『そんな風に言ってくれると思ってたけどね』

『でも、少し前にね、、』


『少し前って、いつ頃の話?』


『一年前❗テレクラで知り合って会った人が居るのね』

『今よりも肥ってたけど、その人、私を見たら【ムリムリ】って感じで、手を振って、何も言わずに帰っちゃった』

『今、少しは痩せたけど、私の身体を見たらアナタだって、、、』

と更に彼女は、背中を丸めた


とても不安だったんだろうな


それでも、ココまで来てくれたんだなと思い


愛おしいような可愛らしいような


何というか、、、


【ありがとう❤】


みたいな気持ちになったのを覚えている