omoide-loveのブログ

記憶60〜70%、推測、創作30〜40%自叙伝

婚外恋愛 第一章(4) 3度目のデート

昼勤と夜勤がある仕事をしていた彼女と

夜に初めて会ったのは

3回目のデートだった


1回目 食事(何事も無し)

2回目 映画&食事(手を繋ぐ)


と、ココまで

子供か?!って言われるような展開の

アラサーとアラフォーの2人


もう少し踏み込んで

大人の男と女の関係になりたいなぁ〜と

私は、考えていたと思う


その日

彼女は昼勤帰り

第一声は

『汗かいたわ〜、化粧が残ってないでしょ?』だった


私と逢う時

彼女は

(ひとりの女に戻る時間)と言っていたので

化粧を、かなり気にしていたのかもしれない


私は

化粧で作られた美しさより


彼女のバイタリティー溢れるキャラ

笑った時の顔

時折みせる

上目使いの恥じらいの表情を

とても可愛らしく感じて


強く惹かれていたので


『いつも結構、お化粧を気にしてるけど、大丈夫、気にならないよ。それより、仕事終わって、帰らなくても大丈夫なの?』と言うと


『大丈夫、同じ職場に、旦那も面識ある高校からの同級生が居て、帰り道にファミレスでダベって遅くなる事がショッチュウあるから』

と言って、恥じらいの上目使いを投げかけててきた


あの時

あのタイミングで

あの【恥じらい上目遣い】は、何だったのだろう?

あの時は、思ったような気がしたけど


何故か

いつもとは少し異なる

少し色気をまとった上目使いだ❗と

勝手に自己解釈して、スイッチが入った私は


『汗かいたなら、シャワー浴びて、少しビール🍺でも飲もうか』と話を振ってみた


彼女は

『あ?!エッチな事考えてるでしょ』と言い


『、、、、』と少し間をおいてから


『ま、いっか、行こっか』と乗って来た


私は50ccバイクを

待ち合わせたパチンコ屋の駐輪場に繋ぎ

彼女と運転を変わり

彼女の車で、記憶を頼りに

10分程かかるホテルへと向かった

婚外恋愛 第一章(3) 身の上話

ファミレス店内へと入り

食事には少し早いよね(^_^;)と

2人共、飲み物をオーダーして

お互いの家庭について話したと思う


(この時点で、2人共に既婚者だった)

彼女(義母、夫婦、子供2人)

私(夫婦、子供2人)


彼女の話は

義母の激しい性格と

ソコを【問題】と認識しつつも

旦那さんの取る態度に対する不満がメイン


私の話は

2人目の子供を出産した後

子育てに追われるあまり

妻は100%横に置いて

母が100%となってしまった

嫁に対する不満がメインだったと思う


働いていたけど

生活感あふれる

普通のアラフォー女性だった彼女に

30代前半だった私が惹かれた理由は


食事をしながら

不満や愚痴を

ひとしきり話している時に

何故か、初対面の緊張感が無く

ところどころ一緒に笑えた処と

以前から友達だったような感覚を覚えた処


そして

あの日の別れ際

店を出て、お互いの車に向う時に

『吐き出したら、少しスッキリしたけど、ソッチは?』と

言ったあとに

『今度、会えたら、もう少し楽しい時間を増やしたいね』

と言って微笑んだ顔が

とても可愛らしく感じられたからだったと思う


(また逢いたいな)の気持ちと言葉を添えて

ポケベルの番号を渡し、あの日は別れた

婚外恋愛 第一章(2 ) 顔合わせ

約束していた

ファミリーレストランの駐車場に着くと

話に聞いていた

国産の大きなSUVは、1台だけ


運転席には

丸顔、ショートカット、年相応

ココから見える範囲では

ポッチャリタイプの女性が

少し恥ずかしそうにチラチラと

コチラを伺っている


(声かけは、男からだろう)と思い

運転席横へと近づくと窓が開いた


それと、ほぼ同時に

名乗った名前は言わず

手で受話器の形を作り耳にあてながら

間をおいて

彼女は『、、、ですか?』と

アバウトな質問を投げかけて来たので


『そうかな?○○ですが、、』と

コチラも、アバウトな回答を返すと


『へぇ~、会えるモノなんだぁ〜』と言って

車を降りてきた